第1講
さぁ、歯を食いしばって、毎日全力で受験勉強を頑張ろう。
日々、成長していくんだという強い気持ちで勉強すること!!
昨日の自分より今日の自分は何が賢くなったのかを1日の終わりに自問自答してみましょう。
2学期は実践力を養う時期です。
基礎が固まった人は、入試問題を通して、実践的な演習に取り組みましょう。
自分が受ける大学の過去問をやりなさいと意味ではありません。
各単元でよく出題される大事なテーマを勉強するには、過去にそのテーマを出題したことがある大学の入試問題を通して、勉強することが非常に効果的です。
学校で使っている入試問題で構成されている問題集や55テキストの発展A問題や授業中に配ったプリントなどで実践的な演習を積みましょう。
基本が身についていない人は、先に55テキストの級の問題や教科書の例題などで基礎を固めましょう。
第2講
この時期くらいから徐々に不安やプレッシャーを感じてくると思いますが、先のことを悩んでもいてもいいことはありません。
今、やらないといけないことを全力で頑張り、もっと楽しんで勉強しましょう。
今しかできない、英語、数学、国語、理科、社会の勉強をもっと興味や関心をもって学びましょう。
受験が終わったら、自分の中で、興味や関心がより強いものを深く学び、新しいことややってみたいことにチャレンジしてみましょう。
とにかく今は受験勉強という青春をもっと楽しもう。
もし、上手くいかなくて挫折しそうなときも、歯を食いしばって前を向いて、しっかり自分の足で前に進もう。
今日は「この問題が理解できた」「この英単語を覚えたぞ」「へぇ、助動詞のむずは未然形接続なんだぁ」など、人間は努力すれば必ず成長できます。
頑張っていれば、自分が気づかないうちに、ちょっとずつちょっとずつ力がついています。
数学に関しては、何か問題を解いたら、その問題はいつでも解けるという状態がキープできるように、しっかり内容を理解し、その問題のポイントなどを自分で考えて頭の中を整理しましょう。
頑張れ!!
第3講
基本を大事にしましょう。
こんな簡単なもの出ないよと思っていると、足をすくわれてしまいます。
たまに、問題者(作る側)はこの原理を根本から分かっているのかなということを問いたくなります。
教科書に載っているようなことはしっかり理解しておきましょう。
三角関数、指数関数、対数関数、3次関数のグラフなど、意外にグラフに関してつつかれることもあります。
とにかく、教科書に載っているような事柄や問題はちゃんと理解しておきましょう。
第4講
各単元の基本が身についてきたら、そろそろ、やや発展レベルの問題を解いて、そのレベルのものに少しずつ慣れていく必要があります。
共通テストのマーク問題集などを学校で使っている人はそういうものが該当します。
そういう問題を解いたあとは、なんとなく解けるのではなく、しっかり理解して、人に説明できる状態にするくらいがベストです。
その状態にしておけば、長い間その問題をやらなくても、いつ解いても解けます。
10月、11月、12月とまだ3か月は丸々残っているので、今、全然上手く点数が取れていない人も、今からでも十分に学力や点数を伸ばすことができます。
自分を信じないと何も始まりません。
ネガティブになりやすい時期ですが、悩んで不安になってもしょうがないので、しっかりできることをやっていきましょう。
共通テストを受ける人がほとんどだと思いますが、共テ模試で全然点数が取れない人は、まずは自己分析をして原因を考えてみましょう。
点数が全然取れない人の原因として、次のようなことが考えられます。
【その1】
その単元は一度はひと通り勉強したが、勉強してからの期間が空いてしまっているので、模試のときに「感覚が鈍っている」 or 「忘れている」という状態になっている。
数学を勉強するときは基本的に各単元をそれぞれ単独で勉強することが多いので、その単元から長い間、遠ざかってしまうことも多く、できていたものもできなくなっている可能性があります。
【その2】
マーク式の問題に全然慣れていないため、いざ長い問題文だとめちゃくちゃ難しく感じてしまい、テンパってしまう。
共テのマーク式の大きな特徴は「① 時間制限が厳しい ② 誘導や流れをしっかり考える必要がある ③ 文章を読まされる(読解力が必要)」があります。
特に、一つの問題に時間をかけすぎると、だんだん時間がなくなり、あせりやプレッシャーで簡単なものも難しく見えたりします。
多少考えて解けない場合は、序盤であってもいったん飛ばす勇気も大事です。
【その3】これが大きな原因の可能性あり
いつも分からないときは、すぐ解答を見て、「あー、そういうことかぁ」という感じの勉強法になっている人は、分からないときに考えるという習慣が身についていない。
数学はある程度まではパターンや型みたいなものがありますが、それがその形のまま出てこないことも多いです。
普段から、分からないときに数値を代入してみたり、式変形を進めてみたり、図形やグラフを描いてみたりして、とにかく手を動かして悩むという作業をしていないと負け癖みたいなものがついてしまっている可能性があります。
共通テストは、手が止まった時に冷静に考えてそれを対処する力がすごく必要なテストです。
とにかく、ひと通りその単元の勉強が終わっている人は、マーク式や入試問題での演習をする際、分からないときにはしっかり手を動かして考えて粘る勉強法に変えていきましょう。
【これから何をすればいいの?】
人それぞれ課題や悩みが違うので、的確にはアドバイスできませんが、各単元の学習をまずはひと通り終えましょう。
各単元の学習をひと通り終えて、総復習したいのであれば、高1,高2の時に使っていたⅠAやⅡBの傍用問題集(定期試験のときに勉強するやつ)の上の方に載せてある例題を解くことをオススメします。
問題数も少なめでちょうどいいと思います。
例題なんか載っていないよという問題集を使っている人は、ごめん。
ⅠAⅡBの傍用問題集の上の方に記載されている例題は各単元で絶対やっておきたい問題達です。
要望があれば、以下のようなことをやろうか考えています。
① 各単元で解けないとまずいような問題を、ごちゃまぜにしたプリントで土台を固めよう作戦
② 少し易しめなマークプリントで自信をつけよう作戦
やりたい人が3人以上いたら、そのようなプリントを作ろうと思います。
第5講
ずいぶんと寒くなりました。体調管理をしっかり行いましょう。
体調が悪いときは無理をしないように、しっかり休みましょう。
共通テストまで、まだ3か月以上もあります。まだまだこれからですよ。
私の勝手な想像ですが、全国のほとんどの受験生はこの時期でも目標点数にまだ全然到達していない状態の人が多いと思います。
その中で、最後まであきらめずに粘って勉強を怠らなかった受験生が自分の納得いく道に進めるものだと私は思います。
ここからは少しネガティブな話をします
大学受験も勝負事ですから、もちろん、結果がダメな場合もあります。
むしろ、自分の一番行きたい大学に受かる生徒はかなり少数派です。
しかし、受験が終わり、志望校に受かった人もそうでなく別の大学に入った人も、最後の最後まで頑張ってやり遂げた人とそうでない人では、受験が終わった後の人生が大きく異なります。
頑張らないといけないときに頑張れない人は、一生そんな人生を歩みます。
もし、今ダメかもしれないとあきらめかけている人はもう一度、自分を奮い立たせて「やってやるぞ!!」と気合いを入れなおしましょう。
夢や目標があるということは人生において、とてもとても大事なことです。
それはどんな夢や目標でもかまいません。
夢や目標をあきらめてしまう人生は「クソつまらない人生」だと私は思います。
私は今でも「お金持ちになりたい」「YouTubeでお金を稼ぎたい」「海の近くでのんびり釣りでもしながら暮らしたい」など数多くの夢や目標があります。
私は全くそれらの目標をあきらめていません。
悔しいのが、大人になると仕事があるため、仕事を言い訳にして、それらの目標を後回しにしてしまいます。
しかし、受験生が志望校に合格したいという目標は今ある時間を全力で注いで挑戦できる恵まれた環境にあります。
とにかく、悔いが残らないように全力で頑張りましょう。
私は頑張っている生徒を全力で応援します。
第6講
先週も書きましたが、寒くなってきたので、体調管理をしっかり行いましょう。
私事ですが、今週は火曜日と水曜日に少し喉がイガイガして違和感があり、ついに、木曜日に完全に体がだるくなり、体調を崩しました。
木曜日の夜に、「これはヤバい!!」と思い、仕事が終わって、速攻でご飯を食べ、R1ヨーグルトの食べるやつと飲むやつの両方を摂取し、大量のポカリスエットを飲み、羽毛布団と毛布を掛けて、めちゃくちゃ温かくして8時間以上寝ました。
体温を上げて、たくさん汗をかき、私の体の中のウイルスを撃退することに専念しました。
翌日には、前日の体のだるさが完全になくなりました。
とにかく、体調に異変を感じたら、無理をしないことが重要だと思います。
何かいつもと違うな感じたら、体がSOSを出しているので、しっかり栄養を取って、温かくしてたくさん寝ましょう。
そうすれば、風邪なんかは割とすぐ治ります(私の場合はww)。
また、同時にメンタルを崩しやすい時期なので、一人で悩まず、親御さん、学校の先生、コンサルの先生、各教科の担当の先生方に相談してみましょう。
悩みを打ち明けると少しスッキリしますよ。
すぐには解決案が出てこないかもしれませんが、どうすればいいか一緒に考えてくれると思います。
第7講
受験で大事なことは、自分を信じることです。
もう、この教科はダメかもしれないとあきらめの気持ちを持っているのと、いや、まだまだ伸びるんだと自信をもつことは全然効果が違います。
まずは、自分を信じましょう。
数学は、ある程度の問題なら、その問題が解けるのか解けないのかの判断ができます。
「この問題はあやしいな」と感じたら、人に説明できるくらいの状態まで理解して、自信をつけましょう。
苦手な人は、伸びそうな単元(好きな単元)から進めるのがいいと思います。
第8講
実践的な演習(マーク式の問題など)の前に、その単元の基本が身についていないと思ったら、まずは、教科書の例題や55テキストの級の問題を解けるようにしましょう。
数学ⅡBの得点を伸ばしやすいと思うオススメの順は、微積、ベクトル、指数対数三角関数、数列の順です。
もちろん、これは私の個人的な意見であり、数学は各単元の得意不得意や好き嫌いは個人によって違うので、自分の中で伸びそうと感じる単元からやっていき、自信がついたり、安定したら、次の単元という感じの勉強の仕方もありだと思います。
第9講
いよいよ11月になりました。
ここから入試本番(共通テスト)まで、全力で頑張りましょう。
あせりは禁物です。
演習した問題をしっかり理解し、定着させながら進めていきましょう。
第10講
共通テストのマーク式の問題がなかなか解けなくて悩んでいる人も多いと思います。
共通テストまで、まだ2か月以上あるので、本気で取り組めばまだまだ何とかなります。
あと、1週間しかないのとでは分けが違います。
悩んでいる人は、何が原因なのかを自己分析してみて、学校の先生や私に相談してみましょう。
まずは、各単元の基本となる問題がスムーズに解ける状態にし、過去問や予想問題を利用して、文章を読んで読解する練習やマーク形式特有の誘導に乗っかる練習をして、経験を積んでいきましょう。
第11講
だんだん共通テストが近づいていますが、焦りは禁物です。
たくさん解くことを意識するのではなく、解いたものをちゃんと理解できているかを徹底しましょう。
睡眠をしっかり取り、ご飯をしっかり食べて日々頑張りましょう。
第12講
自分の可能性を信じること。
受験勉強に限らず、生きていく中で非常に大事な考え方です。
自分の可能性を信じて行動しましょう。
「疑わないこと、それが強さだ」 by.レイリー(アニメワンピース)
第13講
マーク形式の演習などをした後は、一喜一憂せずに、再度、その問題が出てきても確実に解けるように復習や解き直しをしっかり行いましょう。
いろいろ演習をやったのに身についてない生徒が毎年たくさんいます。
解けなかった問題を理解して解けるようになれば、ほんの少しだけレベルが上がります。
今できなかった問題が本番で出るかもという気持ちで取り組みましょう
また、予想問題や過去問で演習をしている人は自分が何のために演習をしているのかを考えてみましょう。
「時間の使い方の練習」、「苦手単元の強化」、「マーク特有の誘導に慣れるため」、「初めて見る問題に対しての耐性をつけるため」、「文章を読むのに慣れるため」など、人それぞれ演習する目的は違うと思います。
まだ、1か月以上もあります。
頑張れ!!